連鎖を組んでいく過程では、連鎖に組み込まれないぷよが発生することがある。
このような連鎖発火に消え残ってしまうぷよは、ごみぷよと呼ばれる。
ごみぷよは、単に消え残って連鎖の威力の低下を招くだけでなく、連鎖を伸ばす時に邪魔になったり、連鎖の暴発の引き金になったりする。
そのため、ごみぷよを減らすことは連鎖効率と連鎖安定性を上げることに繋がる。
そこで今回は、ごみぷよを減らす方法について説明する。
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1.1
ごみぷよの多い連鎖。 |
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1.2
ごみぷよで暴発する連鎖。 |
連鎖に組み込めないぷよをまとめておいて、邪魔にならないように消してしまうというのが、ごみぷよ処理の簡単な方法である。
無駄に消すのではなく、小連鎖にして消せば、潰しや催促として機能するので、攻めとして有効になることもある。
ただし、この方法では、ぷよを消すことによって時間的に遅れることになるので、不利になることも多い。
ごみぷよを小連鎖にして消すにしても、相手が上級者であれば、それを見越して対応手を作られてしまう。
ごみぷよを消すというのはごみぷよをなくすための1つの方法だが、極力避けるようにしたい。
それよりも、初めからごみぷよを出さないことや、ごみぷよを連鎖に取り込むことを考えるべきである。
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2.1
消去によるごみぷよ処理。 |
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2.2
連鎖によるごみぷよ消去。 |
ごみぷよを減らすために特に重要になるのが色の分散である。
連鎖を組むときは、複数の場所を同時に組んでいくことが多いが、そのときにそれぞれの場所で必要なぷよの色を分散させることが大切になる。
色をうまく分散させることにより、どのような色の組ぷよが来ても容易に連鎖に組み込めるようになる。
逆に、あちらでもこちらでも特定の色が必要となるような組み方をすると、その色が来ないときにごみぷよが発生しやすい。
効果的に色分散させて連鎖を組むのは感覚による部分も大きいが、うまく色分散できるよう普段から意識するようにしよう。
固定形寄りの連鎖を組むときは、色の分散まである程度決めておいても良いだろう。
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3.1−A
色の分散が悪い組み。 |
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3.1−B
色の分散が良い組み。 |
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3.2−A
色の分散が悪い組み。 |
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3.2−B
色の分散が良い組み。 |
色を適切に分散させれば組ぷよの置き場に困ることはそれほど多くないが、時には色が大きく偏り、特定の色が全く来ないことや特定の色ばかり来ることがある。
そのようなときに重要になるのが組み換えである。
本来想定していた連鎖の組み方をやめて、別の形・別の色でその部分を組み上げる。
決まった形に固執せず、柔軟な発想で連鎖を組むことが大切である。
ただし、安易に組み換えしすぎても形が悪くなったり、かえってごみぷよが発生したりするので、注意が必要である。
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4.1−A
組ぷよの配色に偏りがあるケース。 |
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4.1−B
組み換えによる連鎖再構築。 |
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4.2−A
組ぷよの配色に偏りがあるケース。 |
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4.2−B
組み換えによる連鎖再構築。 |
同じような形で連鎖を組む場合でも、組み手順によって組ぷよの受けの広さは大きく変わってくる。
連鎖を特定の形で1つずつ伸ばす手順しか見えていないと、置けるぷよは大きく制限されやすい。
特に、折り返し付近では置き手順が組みやすさとゴミぷよ発生に大きく影響する。
連鎖全体の形の点では、大きい段差を作らずに平均的に組んでいった方が、置けるぷよに制限が生じにくく、ごみぷよも発生しにくい(ただし、段差を作らないことが対戦上有利になるとは限らない)。
目先の連鎖の完成のみを考えるのではなく、後の連鎖の組みまで視野に入れた手順で連鎖を組んでいくことが大切である。
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5.1−A
折り返しの直前部分を組んでいるところ。 |
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5.1−B
GTR折り返しを目指して組ぷよを置いている。 |
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5.1−C
青と緑を並べて繋げて伸ばした形。 |
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5.2−A
連鎖尾を優先的に組み進めた形。 |
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5.2−B
バランス良く連鎖を組み進めた形。 |
連鎖は発火点側から伸ばしていくことが多いが、連鎖尾から逆方向に伸ばすこともできる。
連鎖尾延長を利用すれば両方向に連鎖を伸ばせるため、利用できるぷよが多くなり、ごみぷよが発生しにくくなる。
また、連鎖尾延長自体がかなり自由度が高いので、ごみぷよの発生を抑えやすい。
既に存在するごみぷよを回収して連鎖に組み込める場合もある。
連鎖尾延長をする場合も、発火点と連鎖尾で適切に色を分散させると良い。
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6.1−A
連鎖を組み進めているところ。 |
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6.1−B
どのような形でも連鎖を伸ばせるが、適当に色を割り振って連鎖を伸ばした。 |
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6.1−C
バランス良く連鎖を組み進めたところ。 |
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6.2−A
連鎖の土台を組んでいるところ。 |
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6.2−B
できるだけ発火点側を優先した方が良いので、緑や黄は発火点に振り分けていく。 |
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6.2−C
発火点を多段化によって拡張し、連鎖尾は青を起点とした挟み系の連鎖となるように構築する。 |
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6.2−D
連鎖をうまくまとめたところ。 |
連鎖を組んでいくときに、少し先の連鎖を読んで組むことによってもごみぷよを減らすことができる。
組みたいところで使いたい組ぷよが来ないときは、その組ぷよをごみぷよとして捨てるのではなく、先の部分の連鎖の一部として連鎖に組み込む。
後で、間の部分を埋めることによって最終的に連鎖を完成させる。
間を繋ぐところが難しくなることもあるので、慣れが必要になる。
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7.1−A
連鎖を組み進めているところ。 |
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7.1−B
赤を置く場所を残しつつ、先を組んでいるところ。 |
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7.1−C
3列目を赤で埋め、連鎖を繋ごうとしているところ。 |
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7.1−D
連鎖の再構築をしているところ。 |
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7.1−E
連鎖を繋いで、一つの連鎖にまとめたところ。 |
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7.2−A
連鎖の土台を完成させたところ。 |
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7.2−B
先読みで第二折り返し付近を組んでいるところ。 |
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7.2−C
第一折り返しの拡張と第二折り返しの完成を同時に進めている。 |
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7.2−D
連鎖を繋ぎ、先読みでさらに第三折り返しを目指しているところ。 |
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7.2−E
連鎖を完成させたところ。 |
基本的にごみぷよは出さない方が良いが、連鎖の隙間に1、2個のごみぷよが埋め込まれる程度であれば、それほど問題にはならない。
ごみぷよもうまく配置すれば、暴発防止や整地に役立つこともある。
安易にごみぷよを出すのは良くないが、あえてごみぷよを埋め込んだ方が結果的にごみぷよが減ることも多い。
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8.1
ごみぷよ(白背景)をうまく連鎖中に埋め込んだもの。 |
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8.2
ごみぷよで連鎖の段差調整をしたもの。 |
対戦で勝つためには、ごみぷよを減らすことは必須である。
そのためには、様々な連鎖の形や伸ばし方を覚えたり、発想を切り換えたりしていくことが重要になる。
感覚による部分も多いので、何度も練習を繰り返して感覚を養っていくことが上達に繋がる。
とりあえず、組ぷよの両方共を無駄にすることがないようにする(つまり片方の色だけでも利用する)ことから始めていこう。
最終的には連鎖発火後に消え残るぷよが5個以下になることを目標すると良いだろう。
ごみぷよを減らすことができれば、速攻勝負でも連鎖勝負でも催促勝負でも負けにくくなるはずである。